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大阪府高槻市の2DK文化住宅:「電話では元気そうだったのに…」認知機能の低下とゴミ屋敷。娘の涙と安堵

今回のご依頼は、高槻市の文化住宅(2DK・1階)にお住まいの、70代男性のお父様と、遠方にお住まいの40代の娘様からのご相談でした。

「実家に帰ったら、部屋がゴミ屋敷になっていて…」

娘様は強いショックを受けておられました。 電話では「ちゃんと暮らしているよ」と話していたお父様。声も元気で、会話も成立していたため安心していたそうです。 しかし、実際に玄関を開けた瞬間、その安心は崩れ去りました。

「いつもの生活」が崩れていた

室内には長年の生活ゴミや不用品が積み重なり、床が見える場所はわずか。 お父様ご本人は、会話の中で同じ話を繰り返すなど、軽度の**「認知機能の低下」**が見られました。

ご本人にとっては、ゴミに囲まれた状態こそが「いつもの生活」。 不便さを感じていないお父様と、「転倒や火災が起きたらどうしよう」と震える娘様。 認識のズレが、事態をより深刻にしていました。

ビフォーアフター

作業内容

「捨てないで」に寄り添う信頼関係

作業の難関は、お父様の「こだわり」でした。 「これは全部使っている」「勝手に触らないでほしい」

認知機能が低下すると、変化を極端に嫌がることがあります。 私たちは無理やり捨てることはしません。娘様と相談し、お父様のペースに合わせて「明らかなゴミ」から撤去を開始。

「きれいになるなら、任せるよ」 時間をかけて会話を重ね、そう言っていただける信頼関係を築くことを最優先しました。

住み続けるための「安全クリーニング」

ゴミを撤去すると、長期間掃除されていなかった床や水まわりの汚れが露わになりました。 特に古い文化住宅のキッチンや浴室は、衛生面でのリスクが高い状態でした。

今回は「住み続ける」ことが前提です。 見た目の美しさだけでなく、「安全と衛生」を重視しました。

  • 床: 転倒の原因となるベタつきや障害物を除去。
  • 水まわり: カビや黒ずみを徹底洗浄し、清潔な生活基盤を回復。

作業を終えて:娘様の涙の意味

作業後、広くなった部屋を見て、お父様は不思議そうにされていました。 「ここ、こんなに広かったかな」

その横で、娘様は目に涙を浮かべておられました。 「これでようやく、安心できます。もっと早く来るべきでした…」

その涙は、お父様の変わり果てた生活を見たショックと、それをリセットできた深い安堵が入り混じったものでした。

親の家の片付けは「介護」の第一歩です

「親が元気だと言っているから大丈夫」 そう思っていても、認知機能の低下は静かに、確実に生活環境を蝕みます。 本人の自覚がないままゴミ屋敷化してしまうケースは、決して珍しくありません。

「実家が心配だけど、親が片付けを嫌がる」 そんな時は、私たちにご相談ください。 ご本人の尊厳を守りながら、ご家族が安心できる環境づくりを全力でサポートいたします。

お客様情報

ご依頼者入居者様のご息女様 40代女性
ご依頼エリア大阪府高槻市
作業内容ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数7時間作業/ スタッフ4名
費用198,000円(税込)

スタッフ4名、2tトラック半分の処分量、7時間作業で金額198,000円です。