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大阪府東大阪市の3DKマンション:「まだ住める」と言う父、施設入所を決めた家族。70代一人暮らしの“実家じまい”

今回のご依頼は、東大阪市のマンション(3DK・7階エレベーターあり)にお住まいの、70代前半・男性のお部屋の片付けでした。

きっかけは、体調悪化による入院と、それに伴う「高齢者施設への入所」の決定でした。 もう元の家には戻らない。そのため、急ぎで退去手続きと片付けが必要になったのです。

ご依頼主であるご家族は、部屋の惨状を前に言葉を失っておられました。 「正直、ここまでひどくなっているとは思いませんでした」 「本人は『まだ住める』と言っていましたが、現実的ではありませんでしたね……」

「いつか」は来なかった。積み重なった数十年の生活

現場は、何十年も住み続けてこられたことが一目で分かる状態でした。 家具、衣類、束になった新聞紙、古い家電。それらが地層のように積み重なり、通路は人がやっと通れる程度です。

これは一気に散らかったのではありません。長い年月をかけて、少しずつ、確実に物が増え続けた結果です。

ご本人も決して怠けていたわけではありません。 「体力が落ちて、ゴミ捨て場まで運べない」 「重い物が動かせない」 「判断するのが億劫で、とりあえず置いておく」

高齢になると、当たり前にできていたことができなくなります。 「いつか片付けよう」「まだ使える」。その気持ちが積み重なり、気づけば生活空間が埋め尽くされてしまったのです。

ビフォーアフター
ビフォーアフター

作業内容

「勝手に捨てないで」親の尊厳と、家族の苦渋の決断

今回の片付けが難しかった点は、ご本人の納得が十分でないまま進めざるを得なかったことです。

周囲が安全を考慮して決めた施設入所。 ご本人は「急に出ていけと言われても困る」「自分の物を勝手に捨てられるのは嫌だ」と、戸惑いと抵抗を見せていたそうです。

私たちはそのお気持ちを最大限尊重しました。 作業前には「残す物・処分する物」をご家族と入念に確認。 単にゴミとして扱うのではなく、「長年連れ添った思い出の品」として丁寧に仕分けを行いました。

空っぽになった部屋で気づく、本来の広さ

家具の裏や押し入れの奥からは、何年も使われていない生活用品が次々と出てきました。 ゴミを撤去すると、床にはホコリが厚く積もっています。掃除をしなかったのではなく、掃除をする体力と気力が追いつかなくなっていた証拠です。

退去を見据え、原状回復のための清掃を行うと、部屋は見違えるように広くなりました。

「広かったんですね、この部屋」

作業完了後、何もない空間を見て、ご家族がぽつりと呟かれました。 物がなくなって初めて、お父様が本来暮らしていた空間の広さと、それを埋め尽くしていた孤独の大きさに気づかれたのかもしれません。

実家の片付けは、家族が次へ進むための「区切り」

作業中、ご家族からは「一人でここまで抱え込ませて申し訳ない」「もっと早く気づいていれば」という後悔の言葉が聞かれました。

しかし、高齢者の生活環境の変化は、誰にでも訪れるものです。 本人の意思とは別に、安全のために環境を変えなければならない時が必ず来ます。

今回の片付けは、ただの「ゴミ処分」ではありません。 長年住み慣れた家との別れであり、ご本人の安全を守るための選択であり、ご家族が次のステップへ進むための大切な「区切り」です。

「親の家が大変なことになっている」。 そう気づいた時、自分たちだけで抱え込まず、私たちにご相談ください。 ご本人の気持ち、ご家族の葛藤。そのすべてを汲み取りながら、大切な実家じまいをお手伝いいたします。

お客様情報

ご依頼者入居者様(70代男性)のご家族
ご依頼エリア大阪府東大阪市
作業内容ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数10時間作業(1.5日作業工程)/ スタッフ6名
費用198,000円(税込)

スタッフ6名、10時間作業(1.5日作業工程)で金額198,000円です。