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大阪府摂津市の2DKマンション:「引越すわけじゃないけれど…」これからもここで暮らすために。50代女性の前向きなリセット

今回のご依頼は、摂津市のマンション(2DK・5階エレベーターあり)にお住まいの、50代女性のお客様からでした。

「引越しや退去の予定はないんです。でも、これからもここに住み続けるために、どうにかしたくて……」

ゴミ屋敷の片付けというと、退去や引越しをきっかけにご依頼いただくことが多いのが現状です。 しかし今回のように、「生活を立て直すための片付け」というご依頼は、実はとても重要で、素晴らしい決断だと私たちは感じています。

「不便を感じない」ことの怖さ。機能不全に陥った生活空間

現場に到着してまず感じたのは、「生活空間として機能していない」という点でした。 玄関から廊下、居室に至るまで物とゴミが混在し、通路は人ひとりがやっと通れる幅しかありません。足元には衣類や空き箱、ゴミが重なり合い、踏み場を選びながら歩く必要があります。

しかし、お客様はこの環境に長く身を置いてきたため、「特に不便は感じていなかった」とおっしゃいました。 仕事に追われ、「今日は疲れたから明日」「週末にやろう」を繰り返すうちに、ゴミ屋敷状態が「日常」になってしまっていたのです。

ビフォーアフター

作業内容

「全部捨てたいわけじゃない」住み続けるための仕分け

お客様が動けなくなっていた原因は、「どう片付ければいいか分からない」という迷いでした。 引越すわけではないので、全部捨ててしまう勇気はない。かといって、自分一人で整理する気力もない。その狭間で立ち止まっておられました。

今回の作業は、「住み続ける」ことが大前提です。 単にゴミを撤去して終わりではなく、今後も生活できる動線を確保し、清潔さを維持できる状態を目指しました。 お客様と相談しながら、「残す物」「捨てる物」を一つずつ確認し、暮らしやすい環境を整えていきました。

「引越しもしないのに…」いいえ、だからこそリセットが必要です

ゴミを撤去すると、床の汚れやホコリ、水まわりの蓄積汚れが露わになりました。これらを全体クリーニングで徹底的に洗浄し、衛生的な空間へと回復させました。

作業中、お客様は「引越さないのに、ここまでやってもらっていいんでしょうか」と遠慮がちに何度か仰いました。 私たちの答えは「もちろんです」です。

むしろ、これからも長く住み続ける場所だからこそ、一度プロの手でリセットする意味は大きいのです。

「久しぶりに床を見た」環境が変われば、気持ちも変わる

作業完了後、広くなった部屋を見渡して、お客様は驚きの声を上げられました。

「久しぶりに床をちゃんと見ました。この部屋、こんなに広かったんですね」

そして、「これなら掃除ができそう」「もう溜めないようにしたい」と、とても前向きな表情を見せてくださいました。 環境が整ったことで、「生活を良くしていこう」という気力が戻ってきた瞬間でした。

完璧を目指さなくていい。「リセット」から始めましょう

今回のケースを通して改めて感じたのは、ゴミ屋敷は「引越しの失敗」ではなく、日々の「生活の積み重ねの結果」だということです。

「部屋をきれいにしたい」 その思いに、引越しや退去といった特別な理由は必要ありません。

今の家で、もっと気持ちよく暮らしたい。そう思った時が、ご依頼のタイミングです。 完璧を目指す必要はありません。まずは一度リセットして、新しい生活のスタートラインに立ってみませんか?

お客様情報

ご依頼者入居者様 50代女性
ご依頼エリア大阪府摂津市
作業内容ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数6時間作業/ スタッフ3名
費用121,000円(税込)

スタッフ3名、軽トラック1.5台分の処分量、6時間作業で金額121,000円です。