大阪市生野区の2DKマンション:体調不良で失われた生活環境と心の余裕を取り戻すレスキュー清掃
今回は、大阪市生野区のマンションにお住まいの50代女性のお客様からのご依頼です。2DKマンション3階エレベーターありの現場でした。
ご相談の背景:「明日こそ…」というプレッシャーと身体の限界
もともと明るく社交的なお客様でしたが、ここ1年ほどで急激に体調を崩され、慢性的な腰痛や倦怠感により、ひどい日は立ち上がるだけでも息が切れてしまうほどだったと伺いました。
身体が動かないことへの焦りや罪悪感、そして「明日こそやらなきゃ」というプレッシャーがかえって負担になり、結果として何も手をつけられないまま数ヶ月が過ぎてしまった……。これは、“身体の不調が生活環境を奪う”典型的なケースであり、決して特別なことではありません。


作業内容:お客様を守りながらの復旧作業
訪問当日、お客様は「こんな姿を見せるのは恥ずかしいんですが…」と不安そうに立ち会われました。私たちはまず、お客様が身体への負担を感じずに作業を見守れるよう、ソファ周りの動線を確保し、安全な位置で待っていただくところからスタートしました。
部屋の状況は、生活ペースの崩れを物語っていました。
- ゴミの堆積:出したくても出せなかったペットボトルやコンビニ容器が床を覆い尽くしている状態。
- 水まわりの悪化:キッチンは油汚れとカビが混ざり合い、シンク下からは強い臭気。浴室は天井までカビが拡がり、トイレは尿石が硬化していました。
「何色だったっけ?」本来の空間を取り戻す
この日は3名体制で、約7時間かけて徹底的なリセットを行いました。
- 一斉撤去:大量のゴミを分別・撤去し、空間を確保。
- 徹底洗浄:キッチンの油膜除去、排水口の完全清掃、浴室のカビ殺菌、トイレの尿石分解、床の洗浄、壁周りの拭き上げまで実施。
作業が進むにつれ、お客様が「ここ、何色だったんだっけ……」と驚かれるほど、お部屋は本来の明るく清潔感のある空間を取り戻しました。
「できない日はできなくていい」これからの生活のために
業後、お客様からは「部屋が綺麗になっただけじゃなく、気持ちが軽くなりました。長い間、体も心も限界だったのかもしれません。助けてもらって本当に救われました」と、心からの安堵のお言葉をいただきました。
私たちは、今後のためにいくつかのアドバイスをさせていただきました。
- 「できない日はできなくていい」と考える:自分を追い詰めないことが大切です。
- 仕組みを変える:ゴミ出しは週1回だけ意識する、ネットスーパーを活用するなど、ハードルを下げる工夫。
- 早めのSOS:調子が悪い日が続くときは、早めに代行を依頼して“積み重ねをゼロにする”。
身体の不調で片付けられなくなることは、誰にでも起こり得ます。一度つまずいても、プロの手を借りれば必ず“また暮らしを取り戻せる”ということを忘れないでください。私たちは、お客様の生活と心を支えるためにここにいます。
お客様情報
| ご依頼者 | 入居者様 50代女性 |
|---|---|
| ご依頼エリア | 大阪市生野区 |
| 作業内容 | ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング |
| 作業時間 / 人数 | 7時間作業/ スタッフ3名 |
| 費用 | 165,000円(税込) |
スタッフ3名、2tトラック半分の処分量、7時間作業で金額165,000円です。




