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大阪市浪速区の2DKマンション:「全部捨ててください」それは冷たさではありません。家族が決断した“家じまい”の片付け

今回のご依頼は、大阪市浪速区のマンション(2DK・3階エレベーターあり)での作業でした。

ご依頼主は、遠方にお住まいのご家族です。 「本人にはもう判断が難しいので、家族の判断で全部処分してください」 「思い出の品も含めて、構いません」

60代後半の女性が一人で住まれていた部屋。 ご本人は体調を崩してご親族の家に身を寄せており、もうこの部屋に戻ることはありません。 今回の作業は、ご本人がいない中、ご家族の意思だけで進める「家じまい」の片付けでした。

「捨てられなかった」時間が積もる部屋

現場は、長年手を入れられていなかったことが分かる状態でした。 床の大部分が衣類、紙類、食品の空き容器で埋まり、通路だけが辛うじて残っています。

しかし、いわゆる「荒れた部屋」という印象ではありません。 最初は少し散らかっている程度だったものが、「今日はやめておこう」「そのうち片付けよう」を繰り返すうちに、雪だるま式に増えてしまった……。 「捨てられなかった結果」が、静かに降り積もっているようなお部屋でした。

ビフォーアフター
ビフォーアフター

作業内容

第三者が背負う「捨てる」という判断

ご本人がいない作業は、一見すると楽なように思われますが、実は別の難しさがあります。 「これは残すべきか」「本当に捨てていいのか」。その判断の責任を、すべて第三者が背負うことになるからです。

今回はご家族と事前に細かく打ち合わせを行い、明確なルールを設けました。 「写真・書類・貴重品らしき物は一度確認。それ以外はすべて処分」

この割り切ったルールのおかげで、私たちは迷うことなく作業を進めることができました。 それは冷たさではなく、「これ以上、本人を部屋のことで悩ませたくない」というご家族の強い覚悟の表れでもありました。

ゴミの下に隠れていた「本来の広さ」

ゴミを撤去していくと、床や水まわりの汚れが一気に目立ち始めました。 長期間掃除ができていなかったキッチンや浴室には、生活汚れがしっかりと蓄積しています。

「誰かが次に使う可能性もあるから、最低限きれいにしておきたい」 ご家族のご意向を受け、全体クリーニングも実施しました。

作業後、何もなくなった部屋は驚くほど広く感じられました。 ゴミに埋もれていた時間が長かった分、本来の間取りや空間がまったく想像できなかったのです。 ご家族に完了写真をお送りすると、「ここまできれいになるとは思っていませんでした。正直、見るのが辛い部屋だったので助かりました」と、安堵のお言葉をいただきました。

私たちが「現実」を前に進めます

ゴミ屋敷の片付けは、必ずしも本人の意思だけで進むものではありません。 ご本人の判断能力や体力が低下した時、家族が責任を持って「全部処分」という形で区切りをつけるケースも少なくありません。

それは決して薄情なことではありません。 過去の生活に区切りをつけ、ご本人を不安から解放するための、優しく、そして現実的な選択です。

「親の家をどうにかしなければならないが、踏ん切りがつかない」。 そう悩んでいるご家族がいらっしゃれば、私たちにご相談ください。 そこにある感情や背景を汲み取りながら、生活の一章を静かに終わらせるための「現実を前に進める作業」を、私たちが責任を持って行います。

お客様情報

ご依頼者入居者様(60代女性)のご家族
ご依頼エリア大阪市浪速区
作業内容ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数8時間作業/ スタッフ6名
費用187,000円(税込)

スタッフ6名、8時間作業で金額187,000円です。