今回は、大阪市東住吉区のマンションにお住まいの30代女性のお客様からのご依頼です。2DKマンション4階（エレベーターあり）の現場でした。

ご相談の背景：「ゴミ屋敷」ではないけれど…物量の限界

お客様からのご相談は、「物が増えすぎてしまい、生活に支障が出てきたので、一度大きく整理したい。ただ、まだこの部屋に住み続ける予定なので全部捨てるわけではない」というものでした。

いわゆる「ゴミ屋敷」のように腐敗したゴミが散乱しているわけではなく、紙袋、通販の箱、日用品のストックなどが積み重なり、「長年積み重なった物の多さが限界に達した」状態。
「片付けたい気持ちはあるのに、量が多くてどこから手をつけていいのか分からない」
これは、多くの方が抱える切実な悩みです。

作業内容：「捨てる」ではなく「選別する」片付け

今回は「選別しながらのゴミ引き取り」と「水まわりクリーニング」の二本立てで作業を進めました。

1. 基準に沿った仕分け：お客様に残したい物の優先順位を伺い、スタッフがその基準に沿って仕分け。「明らかに不要な物」と「判断が難しい物」を分け、お客様に確認しながら進めました。
2. ストックの整理：同じ日用品がいくつも出てくる場面もありましたが、お客様ご自身が「こんなに買っていたんだ」と気づく良いきっかけとなりました。
3. 空間の出現：仕分けが進むにつれ、床が見え、部屋の明るさが劇的に変化。「こんなに広かったんですね…」と驚きの表情を浮かべられました。

物が退いた後の「本格クリーニング」

物がなくなると、今まで隠れていた汚れが見えてきます。私たちはそこも逃さず徹底的にリセットしました。

• キッチン：長期間蓄積した油膜を専用のアルカリ洗浄剤で分解し、換気扇のベタつきも除去。
• 洗面台・浴室：水垢、石鹸カス、髪の毛の固着を研磨と漂白で除去し、壁面・パッキンのカビも素材を傷めないよう丁寧に処理しました。

「これでまた、ここで暮らしていける」

作業後、お客様は「ここまで綺麗になるとは思わなかった」「これなら生活が立て直せる」と大変喜んでいただけました。

今回のケースのように、物が多いことは決して「サボっている」わけではありません。生活の変化でコントロールが効かなくなることは誰にでもあります。 特に、住み続ける前提の片付けでは「必要な物を残しながら整える」という繊細な作業が求められます。

「物が増えすぎて困っているけれど、全部捨てたいわけではない」「業者を呼ぶのが恥ずかしい」と踏み出せずにいる方、いつでもご相談ください。私たちはあなたの意思を尊重し、今の部屋で再び快適に暮らすための「暮らしやすさ」を取り戻すお手伝いを全力で行います。

お客様情報

ご依頼者	入居者様　30代女性
ご依頼エリア	大阪市東住吉区
作業内容	不用品処分・全体クリーニング
作業時間 / 人数	6時間作業/ スタッフ3名
費用	121,000円（税込）

スタッフ3名、軽トラック1.5台分の処分量、6時間作業で金額121,000円です。