今回のご依頼は、大阪市天王寺区のマンション（2階・階段）にお住まいの、40代男性のお客様からです。 賃貸物件の退去に伴う、ゴミ屋敷のお片付けです。

仕事が忙しく、気づけば足の踏み場もない状態に。 「とにかく、退去日までに荷物とゴミを何とかしたい」 そんな思いから、当初は「ゴミ撤去」を中心にご依頼をいただきました。

しかし、ゴミ屋敷の退去には、ゴミを退けて初めて分かる「本当の恐怖」が潜んでいました。

作業内容

ゴミを撤去して現れた「床の惨状」

まずは動線を確保し、2階の階段から不用品を搬出していきます。 袋詰めされたゴミ、床に散乱した紙類、家電……部屋が空っぽに近づくにつれて、隠れていた床の全貌が明らかになりました。

そこに広がっていたのは、単なるホコリ汚れではありません。 一面の黒ずみ、シミ、そして粘着質の固着汚れ。

「ここまでひどいとは思っていなかった…」 「これでは立ち会いで確実に指摘される」

お客様は青ざめ、強い不安を口にされました。 ご自身も「床の状態までは分からなかった」と仰る通り、長年の汚れはゴミの下で静かに、深刻に進行していたのです。

急遽追加！退去基準の「全体クリーニング」

「このままでは引き渡せない」というお客様のSOSを受け、急遽、床を含めた「全体クリーニング」を実施することになりました。

• 床洗浄: 素材を傷めないよう、汚れの種類に合わせて段階的に洗浄。粘着汚れや黒ずみを丁寧に除去。
• 建具・壁: タバコのヤニや手垢、水まわりの使用感を徹底的にリセット。

簡易清掃では太刀打ちできないレベルでしたが、プロの技術で「退去基準」を満たす状態までリカバリーしました。

作業を終えて：「見ないふりのツケが出たけど…」

作業中、お客様は「見ないふりをしていたツケが一気に出ましたね」と苦笑されていました。 しかし、全ての作業を終え、綺麗になった床を見た時には、安堵の表情に変わっていました。

「自分一人では絶対に無理でした。これなら安心して引き渡せます」

教訓：退去時は「回収＋清掃」が鉄則です

今回の現場で改めて感じたのは、ゴミ屋敷の退去において「ゴミ撤去」と「清掃」は切り離せないということです。

• ゴミの下には必ず汚れがある
• 通常の掃除では落ちないケースが多い
• 後から慌てて追加すると焦りが生じる

退去費用を抑え、精神的な負担を減らすためにも、最初から「全体を見据えた対応」をおすすめします。 「ゴミを退けた後の床が怖い」という方は、ぜひ私たちにご相談ください。どんな汚れが出てきても、最後まできっちりと仕上げます。

お客様情報

ご依頼者	入居者様　40代男性
ご依頼エリア	大阪市天王寺区
作業内容	ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数	6時間作業/ スタッフ3名
費用	132,000円（税込）

スタッフ3名、軽トラック2台分の処分量、6時間作業で金額132,000円です。