大阪市天王寺区の1DKマンション:「生ゴミはないんです」でも部屋に入れない。届いたままの段ボールに埋もれた“未開封”ゴミ屋敷
今回のご依頼は、大阪市天王寺区の集合住宅(1DK・1階)にお住まいの、40代前半・男性のお客様からでした。
ご相談の第一声は、少し言い訳のような、けれど切実な響きがありました。 「ゴミ屋敷ではあるんですが、生ゴミはそんなにないんです」 「ほとんど、未開封のままなんです」
実際に現場へ伺って驚いたのは、部屋を埋め尽くす「段ボール」の壁です。 通販で購入した日用品、衣類、家電。それらが開封さえされず、床から胸の高さまで積み上がり、生活スペースを完全に飲み込んでいました。
「倉庫」と化した部屋。新品だからこそ捨てられない罠
一見すると、散らかっているというより「倉庫」です。 しかし、通路はなく、足の踏み場もありません。機能としては完全に「ゴミ屋敷」と同じ状態に陥っていました。
お客様が陥っていたのは、**「新品の罠」**です。 明らかなゴミなら捨てる判断も早いのですが、中身は新品の商品。「いつか使うかも」「捨てるのはもったいない」という心理が働き、判断が凍結してしまいます。
「仕事が忙しくて、箱を開ける気力もなかった」 「買ったことすら忘れている物が多い」
ストレス発散のためにポチった商品が、届いた瞬間に「処理すべきタスク(開封・片付け)」に変わり、それが積み重なって部屋を圧迫する……という悪循環が起きていました。


作業内容
「未開封=必要」ではありません。迷いを断つ仕分け作業
作業前の打ち合わせで、私たちは重要なルールを共有しました。 「未開封だからといって、必要な物とは限りません」
今の生活に本当に必要か? 次の生活で使うか? その基準で段ボールを一つずつ開封し、確認していきました。 しかし、「もったいない」という迷いはどうしても出ます。そこで今回は、「迷ったら一旦『処分候補』に回す」というスピード重視の手法を採用。
結果として、未開封の荷物のうち半数以上は処分対象となりました。 箱を開けてみると、同じ洗剤が何個も出てきたり、サイズ違いの服があったり。 「こんなに同じ物を買っていたとは……」 お客様ご自身も、箱のまま忘れていた大量の「過去の衝動買い」に驚かれていました。
段ボールの下には「カビ」が。見えない汚れのクリーニング
荷物を撤去して床が見えると、そこには長年のツケが回っていました。 「未開封の物が多い=汚れていない」と思われがちですが、それは間違いです。
段ボールは湿気を吸いやすく、通気性の悪い床にはカビや黒ずみが発生していました。また、長年掃除機が入っていないため、埃も蓄積しています。 今回はゴミ処分と合わせて全体クリーニングも実施。床、水まわり、生活動線を徹底的に清掃し、ようやく「人が住むための空間」を取り戻しました。
物は「使う」ためにある。空間を取り戻すためのリセット
作業後、広くなった部屋を見渡して、お客様は少し苦笑いされました。 「買い物でストレス発散してたのかもしれないですね」
今回のケースで痛感したのは、未開封のゴミ屋敷は「使っていない物」に主人が追い出されている状態だということです。 どんなに高価な物でも、新品でも、あなたの暮らしを圧迫している時点で、それは役目を終えています。
作業後には、リバウンドを防ぐためのシンプルなルールをお伝えしました。
- 「一つ買ったら、一つ手放す」
- 「段ボールはその日のうちに開けて、箱を捨てる」
- 「床に直置きしない」
「部屋は汚くないけど、物で溢れている」。 そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。 未開封の箱を開ける作業は、一人では精神的に重たいものです。私たちが一緒に、過去の買い物と向き合い、今の生活スペースを取り戻すお手伝いをします。
お客様情報
| ご依頼者 | 入居者様 40代男性 |
|---|---|
| ご依頼エリア | 大阪市天王寺区 |
| 作業内容 | 不用品処分・全体クリーニング |
| 作業時間 / 人数 | 6時間作業/ スタッフ4名 |
| 費用 | 132,000円(税込) |
スタッフ4名、6時間作業で金額132,000円です。




