今回は、大阪市城東区のマンションにお住まいの50代男性のお客様からいただいたご依頼です。職場の人員整理による突然のリストラをきっかけに生活が大きく崩れ、お部屋がゴミ屋敷状態になってしまったというケースでした。

ご依頼の背景：失われた気力と「片付けの限界」

お客様は「自分でもこんな姿になるとは思わなかった」と静かに語っており、相談の電話をかけるまでにかなりの勇気が必要だったことが伝わってきました。

ゴミが溜まってしまった理由は、働いていた頃の生活リズムが途切れ、気力が一気に落ちてしまったことでした。「片付けなきゃと思うほど体が動かなくなる」という言葉が印象的で、誰にも相談できずひとりで抱え込んできた苦しさが伝わってきました。

今回は、受付者、見積もり者、現場担当者全て同じスタッフが対応させていただくことをお伝えすると、安心してご決断いただきました。

作業内容：安心のワンストップ対応と貴重品の救出

作業は、お客様の「必要な物だけは確実に残したい」というご要望に応えるため、丁寧な仕分けからスタートしました。

1. 貴重品の救出：給与明細や保険関連の書類、大切に保管していたアルバムなどを一点ずつ確認し、ゴミと混ざってしまった貴重品も丁寧に救出しました。
2. 安全搬出：臭いが強くこもっていたため、崩れかけたゴミ袋は二重にし、外への漏れを抑えるよう細心の注意を払いながら搬出ルートを確保し作業しました。

3点ユニットの徹底再生と消臭

ゴミの撤去後は、長期間放置されて固着した汚れへの清掃作業です。

• キッチン：固着した油汚れや水あかを専用洗剤で分解し、黒ずんだ壁やレンジフード内部までしっかり洗浄。
• 浴室・トイレ（3点ユニット）：カビと皮脂汚れが層になっていた浴室は浸け置き洗浄とブラッシングを繰り返し、トイレは尿石と黄ばみを取り除き、室内全体の消臭まで徹底しました。

最終的には、乱雑だった部屋が光の入る住空間へと生まれ変わり、お客様「本当に同じ部屋ですか？」と驚かれるほどでした。

「今日が本当の再スタート」

作業後、お客様は深く頭を下げてくださり、大変嬉しいお言葉をいただきました。

「片付いた部屋を見たら、また頑張ろうと思える気持ちが少し戻ってきました」 「仕事を探すにも、まず部屋の片付けが終わらないと前に進めなかったから、今日が本当の再スタートです」

私たちは、片付けができなくなる状況は誰にでも起こり得ると考えています。「恥ずかしい」と思わず、誰にも言えない苦しみをどうか一人で抱え込まないでください。

同じように、生活の変化をきっかけに片付けられなくなっている方がいましたら、どうか一人で抱え込まずご相談ください。どんな状況でも必ず元に戻すお手伝いをさせていただきます。

【私たちからのメッセージ】恥ずかしいと思う必要はありません

今回の記事が、同じように悩んでいる方にとって「相談しても大丈夫なんだ」と思えるきっかけになれば幸いです。

私たちスタッフは、ゴミ屋敷のご相談は年齢や性別に関係なく多く対応しており、状況を見て驚くことも責めることもありません。分別が難しいと感じた時、そして「恥ずかしくて呼べない」と感じた時こそ、専門業者を頼るべきサインです。

当社では、片付け・ゴミ撤去・クリーニングをまとめて対応しておりますので、あなたの生活が再び整うよう、全力でサポートいたします。困ったときはいつでもご相談ください。

お客様情報

ご依頼者	入居者様　50代男性
ご依頼エリア	大阪市城東区
作業内容	ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数	10時間作業（1.5日間工程）/ スタッフ5名
費用	198,000円（税込）

スタッフ5名、２ｔトラック1台分の処分量、10時間作業（1.5日間工程）で金額198,000円です。