今だけweb割20%OFF
ゴミ屋敷のプロが教えるお役立ち情報 ゴミ屋敷からの脱却方法をお教えいたします

Exceed Blog

ブログ

京都府向日市の団地(3階階段):「判断疲れ」で手が止まる…。無理に捨てない片付け術

今回のご依頼は、向日市の団地(3階・階段)にお住まいの、40代女性のお客様からです。 「ゴミ屋敷状態をなんとかしたい」というご相談でした。

お部屋は床が見えず、生活用品が層のように積み重なった状態。 しかし、一番の問題は物の量ではありませんでした。お客様の心が、「何を捨てて良いのかわからない」という強いストレスで動けなくなっていたことです。

「5分で手が止まる」原因は“判断の疲労”

「自分でやろうとしたけれど、5分で手が止まってしまう」 「片付けようと考えるだけで、胸が苦しくなる」

これは「判断の疲労」と呼ばれる状態です。 物が増えすぎると、「これは必要か?」「後で使うかも?」という迷いが押し寄せ、脳がフリーズしてしまいます。 お客様は決して怠けているわけではなく、この「迷い」に疲れ切っていたのです。

ビフォーアフター
ビフォーアフター

作業内容

心を守る「保留BOX」作戦

私たちは、お客様の心理的負担を減らすことを最優先しました。

  • ステップ1:明らかなゴミの撤去 食品ゴミや壊れた家電など、「迷わなくていい物」を先に撤去。これだけで視界が開け、お客様の表情が明るくなりました。
  • ステップ2:迷う物は「保留BOX」へ 衣類や書類など、判断に迷う物は無理に決めさせません。「保留BOX」へ入れ、後で落ち着いてから見直す仕組みにしました。

「今は決めなくていい」 そう割り切ることで、作業は驚くほどスムーズに進みました。

何年ぶりかの「床」との再会

お部屋の半分ほどが片付くと、お客様から安堵の声が漏れました。 「ここまで片付くのは、何年ぶりかわからない…」

空間が戻ると、麻痺していた感覚も戻ってきます。 仕上げに、長年の汚れが蓄積した床や水まわりを徹底クリーニング。ベタつきやカビを除去し、見違えるほど明るい空間に仕上げました。

「床がこんな色だったなんて…。家ってここまできれいになるんですね」 お客様の笑顔が見られた瞬間が、私たちにとっても一番の喜びでした。

作業を終えて:「また頼んでいい」という安心感

作業後、お客様は明るい表情でこう仰いました。 「今日ここまでできたのだから、もしまた散らかっても、またお願いできますよね?」

もちろんです。完璧を目指して苦しくなるより、困ったらプロを頼ればいいのです。 最後に、無理なく続けるためのコツもお伝えしました。

  • 「仮置きスペース」を1か所だけ作る
  • 判断できない物は、週に1回だけ見直す
  • 「1つ入れたら1つ出す」を意識する

「決められない」ことは悪いことではありません

「捨てられない」「決められない」ことは、性格の問題ではありません。 疲れやストレスで、誰にでも起こりうることです。

手が止まってしまうなら、無理をしないでください。 私たちが「判断のお手伝い」と「片付け」の両面で、あなたの生活をサポートします。

お客様情報

ご依頼者入居者様 40代女性
ご依頼エリア京都府向日市
作業内容ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数7時間作業/ スタッフ5名
費用220,000円(税込)

スタッフ5名、2tトラック半分の処分量、7時間作業で金額220,000円です。