今回のご依頼は、京都市中京区のマンション（2DK・エレベーターあり）にお住まいの、30代男性のお客様からです。 「引越しに伴う片付けとクリーニングをお願いしたい」

一見よくあるご依頼ですが、現場は切迫していました。 お客様ご自身が「本当は誰にも見せたくなかった」と口にするほど、長年の生活ゴミと荷物が混在し、積み上がった状態。 それは単なる引越し準備の散らかりではなく、「引越しをきっかけに、直視せざるを得なくなったゴミ屋敷」でした。

床が沈む感覚。「触れないまま」過ぎた時間

お部屋に入ると、リビングの動線は一本のみ。 床一面に衣類、紙類、空き箱が層のように広がり、その上を歩くと「ズブズブと柔らかく沈む感覚」がありました。

キッチンも食品パッケージで埋まり、シンクの底は見えません。 多忙な毎日の中で「気づいた時には手遅れになり、引越し日まで放置してしまった」。 お客様の表情には、焦りと不安が強く滲んでいました。

作業内容

ゴミの層から「重要書類」を救出

作業は、膨大なゴミと生活用品の分別からスタートしました。 ここで重要なのは、紙ゴミの山です。

「全部捨てていい」と適当に扱うことはしません。スタッフ全員で丁寧に手作業で分類した結果、何年も見つからなかった書類や、引越しに必要な契約書を発見。 「これが見つかっただけでも頼んで良かった」と、お客様に安堵していただけました。

退去のための徹底クリーニング

ゴミがなくなると、次は原状回復に向けたクリーニングです。 長期間物が置かれていた場所には、頑固な汚れが残ります。

• キッチン: 埋もれていた調理器具を救出し、油膜で固着したコンロをお湯と洗剤で洗浄。
• 浴室・トイレ: 湿気によるカビ、尿石を素材に合わせた洗浄で除去。
• 床: 物を退けて初めて現れた皮脂汚れの膜を拭き上げ、本来の質感を取り戻しました。

部屋全体を拭き上げ、推し活で疲れた体をゆっくり休められる「落ち着く空間」に整えました。

作業を終えて：「うちって、こんなに広かったんですね」

「引越しできる気がしなかった」と仰っていたお客様の表情が、一気に明るくなりました。 「ここまでしてもらえたら、次の部屋では片付けを続けられそうです」 そう笑顔で語る姿は、完全に前を向いていました。

引越しは「人生リセット」のチャンスです

引越しが迫っているのに、部屋がゴミ屋敷状態で動けない。 「業者に見せるのが恥ずかしい」と悩み、ギリギリまで抱え込んでしまう方は非常に多いです。

ですが、私たちはプロです。どんな状態でも驚きませんし、恥じる必要もありません。 むしろ、引越しは「今までの生活をリセットし、まっすぐやり直す」絶好の機会です。

「もう間に合わないかも」と諦める前に、ご相談ください。 新しい住まいで気持ちよくスタートできるよう、私たちが全力でサポートいたします。

お客様情報

ご依頼者	入居者様　30代男性
ご依頼エリア	京都市中京区
作業内容	ゴミ屋敷片付け・全体クリーニング
作業時間 / 人数	7時間作業/ スタッフ3名
費用	121,000円（税込）

スタッフ3名、軽トラック2台分の処分量、7時間作業で金額121,000円です。